DMXステーションの設定ファイル

SDメモリーカードへ保存したパッチ設定ファイルにより、DMXステーションの動作を指定することができます。
設定ファイルはCSV形式で、Excelやメモ帳等のテキストエディタで編集し保存します。
ファイル中の文字は半角英数字です。

パッチ設定(CSVファイル、新モデル)

ファイル名: patchXXX.csv (「XXX」はパッチ番号)

CSVファイル、「,」区切り、改行コード CR+LF

書式: 出力ポート番号(記号), 出力DMXアドレス, 入力ポート番号, 入力DMXアドレス

1,1,1,10   ・・・ 出力1、アドレス1 ← 入力1、アドレス10
1,2,1,11   ・・・ 出力1、アドレス2 ← 入力1、アドレス11
2,3,1,12   ・・・ 出力2、アドレス3 ← 入力1、アドレス12
2,4,2,100  ・・・ 出力2、アドレス4 ← 入力2、DMXアドレス100
2,5,2,101  ・・・ 出力2、アドレス5 ← 入力2、DMXアドレス101

ポート番号

番号記号備考
0S固定値(出力)
1DDMX入出力ポート1
2D2DMX入出力ポート2(オプション)
10Rリレー(オプション)
11G接点入出力
12Aアナログ(オプション)
13Uシリアル

DMXアドレス

1~512

※新モデルは、旧モデルの形式でも動作します。

パッチ設定(CSVファイル、旧モデル)

ファイル名: patch#.csv (「#」は出力ポート番号)

CSVファイル、「,」区切り、改行コード CR+LF

書式: 出力DMXアドレス, 入力ポート番号, 入力DMXアドレス ( , 入力ポート番号2, 入力DMXアドレス2 )

1,1,10
2,1,11
3,1,12
4,2,100,3,100
5,2,101,3,101

入力を複数指定した場合は、DMX値が大きいほうが出力されます。(DMXミキサー機能)

DMXアドレス

1~512

出力ポート番号

123456
DMX 1DMX 2DMX 3DMX 4ArtNet 1ArtNet 2

入力ポート番号

123456
DMX 1DMX 2DMX 3DMX 4ArtNet 1ArtNet 2

※ArtNet対応はオプション

ExcelによるCSVファイル出力方法

Excelのシートも、上と同じ並びでパッチ表を作成します。

出力DMXアドレス入力ポート番号入力DMXアドレス
1210
2211
3212
43100
53101

メニューから「ファイル」→「名前を付けて保存」を選びます。

ファイル名: patch#.csv (「#」は出力ポート番号)

「ファイルの種類」で「CSV(カンマ区切り)(*.csv)」を選択してください。

パッチ切り替えのあるとき(旧モデル)

入力端子やボタン(ラックマウント)により、パッチファイルを切り替えることができます。

その際、パッチファイルのファイル名は以下のようになります。

ファイル名: patch_X_#.csv (「X」はパッチ番号、「#」は出力ポート番号)

動作設定ファイル

SDメモリーカードへ保存した設定ファイルにより、動作を指定することができます。

ファイル名: dmxsta.cfg

INPUT[1]=1
INPUT[2]=2
INPUT[3]=10
INPUT[4]=11
BUTTON[1]=1
BUTTON[2]=10

INPUT[n]

入力端子へ入力があった際に読み込むパッチ番号を指定します。 1~99

n には、卓上タイプは 1~6、ラックマウントタイプは 1~11 を指定できます。

INPUT[1]=1
INPUT[2]=2
INPUT[3]=10
INPUT[4]=11

BUTTON[n]

ラックマウントタイプのみ

パネル表面のボタンを押した際に読み込むパッチ番号を指定します。 1~99

n には 1~3 を指定できます。

BUTTON[1]=1
BUTTON[2]=2
BUTTON[3]=10
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dmxstation-config.txt · 最終更新: 2022/11/22 18:18 by sugakoubou