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dmx-brightsign [2020/02/05 10:55]
sugakoubou [接続]
dmx-brightsign [2022/10/17 09:33] (現在)
sugakoubou [BrightSignとの連携例]
ライン 6: ライン 6:
  
 BrightSignの設定には BrightAuthor を使用します。(HD1024等) BrightSignの設定には BrightAuthor を使用します。(HD1024等)
 +
 +シリアルまたはGPIOを接続します。
 +
 +簡単につなぎたいときはGPIO、細かく色々コントロールしたいときはシリアルがおすすめです。
 +
  
 ===== シリアル ===== ===== シリアル =====
  
 ==== 接続 ==== ==== 接続 ====
 +
 +RS-232Cとの接続
  
 {{:dmx:brightsign_serial.png?500|}} {{:dmx:brightsign_serial.png?500|}}
ライン 15: ライン 22:
 一般的な3.5φステレオプラグと D-SUB 9P(オス)コネクタで変換ケーブルを作ります。 一般的な3.5φステレオプラグと D-SUB 9P(オス)コネクタで変換ケーブルを作ります。
  
-BrightSign標準のケーブルとはピン配列が異なります。+※BrightSign標準のケーブルとはピン配列が異なります。(Tx/Rxをクロス配線)
  
   [BrightSign] Serial →→→ シリアル [DMXレコーダー]   [BrightSign] Serial →→→ シリアル [DMXレコーダー]
 +
 +
 +旧型のDMXレコーダーのシリアルはC-MOSレベル(3.3V)のため、信号レベルの変換回路が必要です。
 +
 +{{:dmx:ddkit0704.jpg?400|}}
 +
 +[[https://www.daisen-netstore.com/shopdetail/000000000135/ct35/page1/order/]]
 +
 +
 +※オス・メスの変換、クロスケーブルなどは必要に応じてご用意ください。
 +
  
 ==== 設定 ==== ==== 設定 ====
ライン 46: ライン 64:
 ターミナルブロックは [[https://www.brightsign.biz/digital-signage-products/accessories/GPIO-terminal-block|BrightSign Store]] で購入できます。 ターミナルブロックは [[https://www.brightsign.biz/digital-signage-products/accessories/GPIO-terminal-block|BrightSign Store]] で購入できます。
  
-  * Input は 0Vへのショートで反応するため、無電圧接点をつなぐことになります。 +  * BrightSignの__Inputモード__ はGND(0V)とのショートで反応するため、無電圧接点やオープンコレクタをつなぐことになります。
-  * Outout は 3.3V電圧出力ため、接点端子へ接続するにはオープンコレクタへの変換が必要になります。+
  
-  [BrightSign] Button →→→ オープンコレクタ回路 →→→ 接点端子 [DMXレコーダー] +  [BrightSign] Button ←←←  無電圧 
-               GND    →→→       →→→         →→→      GND+               GND    ←←←  [ 接点等
      
-  オープンコレクタ回路を省略して直結する場合、On/Offを逆に制御します(下記参照) +  [BrightSign] Button ←←← オープンコレクタ回路 ←←← 接点端子 [DMX I/Oやレコーダー] 
-  [BrightSign] Button →→→ 接点端子 [DMXレコーダー+               GND    ←←←       ←←←         ←←←      GND 
-               GND    →→→      GND+ 
 + 
 +  * BrightSignの__Outoutモード__ は 3.3V電圧出力ため、接点端子へ接続するにはオープンコレクタへの変換が必要になります。 
 + 
 +  [BrightSign] Button →→→ オープンコレクタ回路 →→→ 接点端子 [DMX I/Oやレコーダー
 +               GND    →→→       →→→         →→→      GND 
 + 
 +※直結したい場合は下記参照。
  
 === オープンコレクタ変換回路の例 === === オープンコレクタ変換回路の例 ===
  
 TD62083A や ULN2803A などのIC(トランジスタアレイ)を使うと簡単です。 TD62083A や ULN2803A などのIC(トランジスタアレイ)を使うと簡単です。
 +(Input/Outputが逆向きのときは入出力を反対に見る)
  
 {{:dmx:dmx_trarray.png|}} {{:dmx:dmx_trarray.png|}}
 +
 +=== 直結する場合(オープンコレクタ変換回路を省略) ===
 +
 +オープンコレクタ回路を使わずに 直結する場合は、__On/Offを逆に読み替えて__設定してください。\\
 +(Input/Output共通)
 +
 +  [BrightSign] Button ←--→ 接点端子 [DMX I/Oやレコーダー]
 +               GND    ←--→      GND
  
 ==== 設定 ==== ==== 設定 ====
  
-あらかじめ、メニューの [File] → [Presentation Properties] から Output に設定しておきます。+あらかじめ、メニューの [File] → [Presentation Properties] から Output (または Input)に設定しておきます。
  
 {{:dmx:brightauthor_io.png?600|}} {{:dmx:brightauthor_io.png?600|}}
  
-例えば、ムービー再生時にコマンドを送る場合は、メディアのプロパティを設定します。+例えば、BrightSignでムービー再生時にDMXレコーダーへコマンドを送る場合は、メディアのプロパティを設定します。
  
 {{:dmx:brightauthor_gpio.png?500|}} {{:dmx:brightauthor_gpio.png?500|}}
  
   * メディアの EntryでOn、ExitでOffするように設定します。(オープンコレクタ回路をはさむ場合)   * メディアの EntryでOn、ExitでOffするように設定します。(オープンコレクタ回路をはさむ場合)
-  * オープンコレクタ回路を省略して直結する場合、On/Offを逆に設定します。(BrightSign起動時にOutputをOnにする設定も必要)+  * __オープンコレクタ回路を省略して直結する場合、On/Offを逆に設定します。__(BrightSign起動時にOutputをOnにする設定も必要)
   * DMXレコーダー側は、接点入力トリガーの設定をしておきます。   * DMXレコーダー側は、接点入力トリガーの設定をしておきます。
   * DMXレコーダーで再生するプログラム番号は、接点入力トリガーの設定で指定します。(設定ファイルを編集)   * DMXレコーダーで再生するプログラム番号は、接点入力トリガーの設定で指定します。(設定ファイルを編集)
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dmx-brightsign.txt · 最終更新: 2022/10/17 09:33 by sugakoubou