以前のリビジョンの文書です
SDメモリーカードへ保存した設定ファイルにより、DMXアドレスと外部入出力端子の対応を指定することができます。
ファイル名: dmxio.cfg
INPUT[1]=1,0,255 INPUT[2]=2,255,0 INPUT[3.1]=10,100,200 INPUT[3.2]=512,10,200 SERIAL[1]=TEXT\r
入力端子へ入力があった際に出力するDMX値を指定します。
n は端子番号で、卓上タイプは 1~6、ラックマウントタイプは 1~11 を指定できます。
INPUT[n]=DMXアドレス,入力なしのときのDMX値,入力ありのときのDMX値
一つの入力に、10個までのDMX出力を割り当てることができます。
m は 1~10 を指定できます。(連番)
INPUT[n.m]=DMXアドレス,入力なしのときのDMX値,入力ありのときのDMX値
DMX入力の値によりコントロールする出力端子を指定します。
n は端子番号で、卓上タイプは 1~6、ラックマウントタイプは 1~11 を指定できます。
OUTPUT[n]=DMXアドレス
調光値(フェーダー)が50% (128) 以上で出力をON、未満でOFFになります。
シリアルのボーレートを設定します。(未設定の場合は 9600bps)
例
BAUD=115200
DMX入力によってシリアルへ電文を出力することができます。
n はDMXアドレスで 1~512 を指定できます。
例
SERIAL[1]=シリアル電文
特殊文字
\r | CR (0Dh) |
\n | LF (0Ah) |
\t | TAB (09h) |
\\ | \ |
調光値(フェーダー)が50% (128) 以上でシリアルを出力します。
ユーロブロックで簡単に接続できます。
端子台(ユーロブロック)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コモン(GND) | 入力1 | 入力2 | 入力3 | 入力4 | 入力5 | 入力6 | 入力7 | 入力8 | コモン(GND) | RL | RL |
※RLはオプション
D-SUB 9ピン メス(シリアル、RS-232C)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(a) | TX | RX | (a) | GND | (a) | (b) | (b) | - |
※(カッコ)書きは内部ショート
シリアルは、PCやシーケンサーなど他の機器を接続し、本機をコントロールすることができます。
端子台(ユーロブロック)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コモン(GND) | 入力1 | 入力2 | 入力3 | 入力4 | 入力5 | 入力6 | 入力7 | 入力8 | 入力9 | 入力10 | 入力11 |
D-SUB 9ピン メス(シリアル、RS-232C)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(a) | TX | RX | (a) | GND | (a) | (b) | (b) | - |
※(カッコ)書きは内部ショート。 電圧レベルの変換は不要です。
卓上タイプ:
C-MOS 3.3Vレベル(5mA以下) リレー等を駆動する場合はトランジスタやFET等でドライブしてください。
ラックマウントタイプ:
オープンコレクタ出力です。リレー等を接続できます。
RS-232Cポートからの電文により DMX出力をコントロールできます。
9600bps、フロー制御なし、ストップビット1bit、パリティなし
改行コード:CR+LF(CRのみ、LFのみ 自動)
電文の書式: DMXアドレス=DMX値(0~255)
例
1=255 2=100
現在のDMXの値(調光値)を読み出すこともできます。
電文の書式:D1~512
例
D1 255 ←現在の値が返ります(0~255)