以前のリビジョンの文書です
GainSpan社の超省電力 Wi-Fi(無線LAN)モジュールGS1011シリーズ「GS1011MIC」です。
COMポートのボーレート等の設定を確認してください。
モジュールのデフォルトは9600bpsです。
また、RS-232Cで接続されている場合は、MAX232等やレベル変換IC等で3.3V TTL(または3.3V C-MOS)信号に変換しているか確認してください。
そのコマンドが対応していないファームウェアかもしれません。
ファームウェアの対応表で確認し、必要に応じて書き換えてください。
WEPのパスフレーズ指定は10桁または26桁のHEX値となっています。
最近の無線ルーター(AP)はアルファベットで指定できる(5文字または13文字)ものもありますが、モジュールからはHEX値(ASCIIコード)に変換して指定する必要があります。
工場出荷状態では、MACアドレスが設定されていない場合があります。
MACアドレスは、モジュールに貼り付けされているシールに書かれていますので、
最初に AT+NMAC コマンドで設定してからお使いください。(一度設定すれば記憶されます)
また、ファームウェア書き換え後も、MACアドレスが不定になっている可能性がありますので、設定してからお使いください。
他には、無線チャンネルの検索範囲が制限されている可能性がありますので、 AT+WREGDOMAIN により対応規制(TELEC)を設定してください。
対応していないファームウェアかもしれません。
ファームウェアの対応表で確認し、必要に応じてファームウェアを書き換えてください。
モジュール内の時計(RTC)が設定されてないと AT+HTTPOPEN でのSSL接続はエラーとなるため、 あらかじめ AT+SETTIME コマンドで時刻を設定しておいてください。
時刻は世界標準時(GMT)で設定します。 (AT+NTIMESYNC コマンドでNTPサーバから自動で時刻を設定する方法でも問題ありません)
パワーセーブモードが有効になっていると、本来の速度が得られません。 転送速度が重要な場合は、ATコマンドでパワーセーブモードを無効にしてください。
また、UARTのボーレートによる制限もあります。 SPI接続に対応したモジュールを使えば、さらに速い速度を得られるかもしれません。
マニュアルによると 1400バイトとなっています。
ResetなどのHighレベルが1.8V(VDDIO4)の端子へ3.3Vなどを接続していると、 ファームウェアがクラッシュし MEM-DUMP-START というメッセージとともにダンプが表示されることがあります。
Resetはオープンコレクタ(またはオープンドレイン)で駆動してください。
コマンドの詳細はGainSpan社のドキュメントをご参照ください。
アクセスポイントへ接続し(WPA)、TCPサーバとして動作する例。
AT+WM=0 AT+NDHCP=1 AT+WAUTH=0 AT+WPAPSK=SSID,PASSWORD AT+WA=SSID AT+NSTCP=10080
自動でアクセスポイントへ接続し、UDPクライアントとして設定する例。
AT+NDHCP=1 AT+WAUTO=0,SSID AT+WWEP1=PASSWORD AT+NAUTO=0,0,192.168.0.123,10090 ATC1 AT&W0
リセット後に自動的に動作します。